ピーマンの育て方O
ピーマンとは
ピーマンは、トウガラシの仲間で、辛みのないトウガラシを改良して造られました。
初夏〜秋と長く収穫できるのがお得ですね。
におい成分の「ピラジン」は、血液凝固を防ぐ効果があり、心筋梗塞・脳梗塞の予防効果が期待されています。
同じナス科のナスやトマトより高温を好む特徴があります。反対に低温に弱いです。
食事の際、独特の匂いが気になる方は加熱するとマシになります。
用意するもの
種から育てる方法と、苗を植え付ける方法がありますが、苗を植えることを前提で進めます。
・プランター（又は鉢）深型が良い
・鉢底ネット（網状であれば何でもOK）
・底石（あれば。排水性に気を付ける）
・培養土
・支柱（1m位）
・紐
苗の選び方
・葉が7〜10枚しっかりしているもの
・葉柄が短く45度でしっかりしている
・茎が太い
・節間が短い
・花芽がある
栽培のポイント
・生育の適温は25〜30℃
・日当たりは良い場所で
・排水性
・通気性
・株間20cm〜は離す
・1.2番果は樹を大きくする為早く積む
・花は雨にあたると落ちやすくなるので雨に注意
ピーマンの育て方
- プランターをセット
- 穴のあるプランターに鉢底ネットなどで排水性を確保します。（底石も併用可）
- 苗植付け
- 株間は20cm〜は離し、定植したらたっぷり水をやります。
- 水やり
（常時見ながら） - 水が不足すると実付きが悪くなります。土の乾き具合を見て涼しい午前中に行います。気温が高い時だとお湯になり痛める原因になります。
- 支柱立
- ピーマンの茎は折れやすいので、小さい内から支えます。支柱は1ｍ位のものを使います。
- 仕立て
- 一番果ができ始めたら、この位置から上の太い枝を３本残す。
- 脇芽取り
（常時） - 脇芽が増え、花数が増えると、実の付き方が悪くなるので、仕立て後はその下の脇芽は摘みましょう。
- 追肥
- ２週間に１度（液肥は１週間に１度）ペースで株元から離してまきます。
- 防虫対策
- ハダニ、アブラムシが付きます。時々チェックしましょう。
保存方法
水気をよく切り、ビニール袋に入れ冷蔵庫で保存。
ピーマンの品種
- 赤ピーマン
- 緑ピーマンを完熟させると赤になる。赤くなると青臭さが無くなる。
- ジャンボピーマン
- 肉厚で大型。
- とんがりピーマン
- 細身の円筒の形。種が少ない。
- 甘辛
- クセが無いバナナのよな形のピーマン。緑ピーマンに比べ食べやすい。
- クレセント
- 甘味のある赤く完熟したバナナ型ピーマン。
