ナスの育て方

ナスの育て方EGGPLANT

ナス（茄子）とは

なす（茄子）は、なすびとも呼ばれ一般的によく食べられる野菜です。
低カロリーでダイエットにお勧め。90％以上が水分でビタミン・ミネラルは少なめです。
ナスの皮に含まれる紫色は、ポリフェノールの一種「ナスニン」で、目の疲労・回復、活性酸素の抑制、動脈硬化予防が期待できます。
料理では、ぬか漬け、焼く、揚げる、と幅広く使えます。また、ぬか漬けはビタミン・カリウムなどが倍化します。ザルで天日干しすると、旨味が増し長期保存も可能です。

用意するもの

種から育てる方法と、苗を植え付ける方法がありますが、苗を植えることを前提で進めます。

・プランター深いもの（又は鉢＝10号鉢～）30cm以上の深さを確保する
・鉢底ネット（網状であれば何でもOK）
・底石（あれば。排水性に気を付ける）
・腐葉土（又はトマト専用土）
・支柱2～3本（1本は確実に支えられるように注意）
・紐

ナス苗の選び方

・葉間が狭く真っ直ぐ伸びたもの
・葉のツヤがあり、葉脈がハッキリして、茎がしっかりしている。
・とげがある毛が白く長いもの
・紫の色がしっかりついたもの

栽培のポイント

・生育の適温は25～30℃前後
・日当たりが良い場所で
・水やりはまめに（夏場は特に）
・風通しをよくする
・乾燥に弱い（夏場は株元にワラ等で日陰を作ると良い）
・寒さに弱い

プランターをセット: ナスは深く根を張るので、できるだけプランターのふち、2cmくらいまで土を敷きましょう。肥料入りの土であれば最初は何もしなくていいです。普通の土だと肥料を混ぜます。
苗植付け: ５月以降で温かくなってからが良いです。株間はsm～は離し、定植したらたっぷりと水をやります。
水やり （常時見ながら）: 乾燥に弱いのでよくみずやりを。
土の表面が乾いていたら水やりしましょう。弱ると葉がしおれます。夏場は朝夕２回位あげます。　
支柱立: 本枝が伸び、実が付くと重さがかかるのと風邪対策で支柱を立てます。2本をバッテン、又は3本を交差させ紐で安定させます。10cm位離して縦に１本でもいいですが安定性をしっかり確保しましょう。
脇芽取り （常時）: 一番花が咲くと、脇芽がでます。一番花から二つ下位までの脇芽は残し、それより下は摘み取りましょう。枝を太くする為、そして実付きを良くする為です。
追肥: 定植後、20日～30日頃から追肥します。２週間に１回追肥、１週間に１回液肥のペース。（水やりもしっかり）
花の色で栄養が行き届いているかがわかります。花の中央のめしべがおしべより長く出ていると栄養が行き届いています。
剪定: 夏になると枝や葉が込み合ってくるので適度に剪定しましょう。（「ナスの育て方解説図」参照）
防鳥・虫対策: アブラムシは、まめに駆除する。虫は、こげた匂いが嫌いなので珈琲カスを小皿に載せておく。アルミなど光を反射させ虫よけ。